福岡日仏協会副会長・吉本敦子は、書家「翔風」として、国内外で盛んに活動しています。
【東京オリンピックからパリオリンピックへと繋ぐお茶会が開催され、作品が展示される】
パリ第7区庁舎の結婚式場の部屋にて開催された、東京オリンピックからパリオリンピックへ繋ぐお茶会の茶席に、吉本翔風軸作品 [ 結 Lien ] が掛けられました。
「パリの茶会も無事終わり、皆様鮮やかなお軸に興味津々で素敵なお席となりました。パリ第7区のダディ区長、ゴード副区長もお越しいただき、お褒めの言葉をいただきました。」とパリのギャラリーより報告と写真が届きました。
作品は、華やかな帯地で軸に仕立て、うねりの表現で結びの意味を込めて描かれ、無事に想いが、パリオリンピックに繋がる様にとの願いが託されています。
吉本翔風個展 【 Ondulation うねり 】
時流の大きなうねりの中で、浮き沈む心の波動をありのままに受け
止め、感じた変化を、未来に向かう意思を持って表現しました。
変化しないものはありません。その変化を受け入れ進めて行きます。
2022.5.11[wed]~5.22[sun]
月~金11:00~17:00
土・日11:00~18:00 ※最終日は17:00まで
末永文化センター 2Fギャラリー[入場無料]
〒814-0133
福岡市城南区七隈1-11-50 TEL.092-821-3338
※地下鉄別府駅より徒歩15分 ・西鉄バス荒江団地前より徒歩3分
詳しくは吉本翔風HPへ https://shofu-y.com/
●感染症対策として、手指の消毒、マスクの着用のご協力お願い致します。
<井本 元義 氏>よりお知らせ
地獄に魅入られた男 ランボー
著者がランボーの足跡を追っていく
追えば追うほど、ランボーの影は遠のく
坂道や路地、カフェをめぐり、ランボーゆかりのホテルに泊まる
裏通りに踏み込み、ランボーの詩の一節を口ずさむ
愛しさと憎さのためにランボーを撃ってしまった
ヴェルレーヌの心を推し量りながら
<井本 元義 氏>よりお知らせ
花の精、花の香、花の色
それは美しく、妖しげに揺れる業火
妖花が悪夢を呼び……
退廃の美へ その時私はあっと声を上げた。
荒 涼とした風が沸き起こり、丘の上に広がる空の闇が布のように二枚にめくれ、
大きくはためいて揺れた。
そしてお互いに包みあうように丸まり、私を飲み込もうと覆いかぶさってきた。
それは巨大な食虫花の漆黒の花弁だった。